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アルツハイマー病 認知症施策

2024年3月のニュース

月次の活動報告、1月1日に施行された「認知症基本法」、認知症の6割を占めると言われている「アルツハイマー病の定義」と同病発症前のバイオマーカーの変化のタイミングを推定するための「アミロイド時計」についての記事を、お届けします。

1.2024年3月の活動報告
田村 芙美子さんの投稿
今朝もモアイ像・ハチ公像の前を通過してかんなみの杜へ。今日はポール有る無しの歩幅チェックをしました。 お一人を除いてポールを使った方が歩幅が広がり大股という結果になりました。逆にポールウォーキングの方が小股になったかたは右手右足のなんばが気になったまま10歩進んでしまったからwww 気がつく!のは素晴らしい。 女性の皆さんは55センチ以上でした。

Naomi Sakaiさんの投稿
3月になりました🌸 初日は神奈川健康生きがいアドバイザー協議会のPWコーチの方々への実技指導を依頼され、久しぶりに横浜馬車道にある万国橋会議センターを訪れました。 行政での指導が多いコーチ陣達 、是非ご活躍いただきたいと思います。 帰りにランドマークプラザに出来たシナノのステッキ工房に立ち寄らせていただきました。 真っ青な空。とても気持ち良い天気でした😊

校條 諭さんの投稿
自分の足で歩く喜び ポールの助けでそのことを実感した人の笑顔。ポール歩きの会を続けてきて、強く印象に残るこういうシーンがいくつかあります。

佐藤 ヒロ子さんの投稿
【弥生はこれ♥】   2024/3/2 #船橋ウォーキングソサイエティ  土曜定例会恒例になりそうな  #浜町高架線下の雛飾り見物  #船橋港親水公園で    #ポールエクササイズ    #ポールdeダンス  目の保養     身体ノビノビ スタッフのランチはハレカフェにて 日替わりランチメニューを頂きました〜 「ま・ご・わ・や・さ・し・い」で  お腹も味も居心地も良く  今日も満ち足りた楽しい一日でした。

田村 芙美子さんの投稿
怪しい空模様 緑地では子どもたちがじゃがいも🥔植え付けの会 私たちは里山歩きを変更し行政センターでお花見の相談とウォーミングアップ 雨が落ちてこないうちに丹後が谷までポールウォーキング 寒い人、暑い人、感じかたは様々 解散後お昼からポツポツ🌧️

佐藤 ヒロ子さんの投稿
【長津川調整公園で観桜ウォーク】 #船橋ウォーキングソサイエティ #美姿勢ウォーキング  2024/3/5 数年振りに長津川調整公園へおでかけ   曇りでもウキウキ   ニコニコ

スマイルチームさんの投稿
スマイルチーム ポールウォーキング部 今月はプチ遠足。 麻布大学【いのちの博物館】見学ツアー。 人間の骨格以外全て本物。 職員さんが一緒に回ってくださり細かく詳しく説明を聞くことが出来ました。 個人的にも大好きなジャンル。 明日も行きたい🤭 見学後全員でランチ。 絆が深まりました✌️ 今月後半 箱根日帰り合宿ウォーキングができるかも☺️ #スマイルチーム #健康普及活動 #ポールウォーキング #ウォーキング #遠足 #麻布大学 #いのちの博物館 #sagamihara_pic #相模原市

田村 芙美子さんの投稿
❄️国際婦人デイ ミモザの日❄️ 振り返ると 例年この日は寒いようです。 鎌倉は朝から小雨混じりの曇り空でしたが、渋谷は雪で真っ白なニュースを見て出掛けたのにその 渋谷に着くと映像の景色はどこにも見当たらず辛うじて花壇に残る雪のみ。1時間の間に雨ですっかり溶けてしまっていました。  今日は渋谷区ポールウォーキング教室令和5年度4学期の締めくくりの日。区から委託された体力測定。学期初日と最終日に計測しデーターを残します。個々の結果の数値は印刷して渡されます。 残りの時間は男性不在でしたので「女優ウォーキング」で大いに笑い、サーキットトレーニングとポールゲームで熱く過ごしました。女優walkingでは 自分の売り込みポイントを1つ宣言して、胸でライトを受け(気持)姿勢よく歩きます。それぞれ違うテーマなのにどなたもとてもきれいでした \(^o^)/ 1つの意識で全身効果!です。 皆さん楽しかったとの感想でしたよ、と事務局から伺って、私こそお陰さまで元気に通わせて頂けラッキーと心のなかでジワジワ💕 今日のビックリは先日100才と98才のお姉さんを続いて亡くしたという80代の生徒さん。ご本人は若々しくご両親とも長寿の家系とのことでした。元気の秘訣は日頃からじっとしてないことだそうです。フムフム・・・

Naomi Sakaiさんの投稿
3/8 朝は雪がチラチラ☃️ 遠方からセミナーに参加してくださる方を心配しつつ… セミナー開始時間には青空になりました。 風は冷たいけれど先に実技を行うことにスケジュールを変更してブラタモリで紹介されたいつもの称名寺と金沢文庫へgo 「観光気分です」と楽しみながらも実技指導。すぐに理解してくだる方々ばかりで質問も高度。 皆さん実に優秀でした。 PWコーチとして活躍していただきましょう😊

長谷川 弘道さんの投稿
今日は岐阜県は多治見市に行って、ポールウォーキング体験教室を担当してまいりました。 多治見市保健センター管轄の健康推進リーダーの皆さんが運営され、30名を超える市民の皆さんが集まりまして、今日は寒かったのですが、4kmの川沿いの道を元気良く全員完歩しました❗️😊 コロナ前は年間何回か機会があったのですが、昨年数年ぶりに再開されましたが、年に一回となっています。 参加されたご婦人が、こうした機会があればもっと参加したい、とおっしゃっておられました。 潜在的にはこうした需要はあると思いますが、保健センターさんもこれだけやっているわけにはいきませんので、こうした健康リーダーの皆さんが前面に出て運営されているのとはとても貴重なことです。 でも、このリーダーの皆さんも高齢化してきていて、なかなか若い世代の皆さんが入らないとのお話を保健センターの保健師さんから今日もお聞きしました。 これは多治見市だけの問題ではないですね。 どこの自治体でも起きていて、いずれは消えていくことになりかねない状況です。 このポールウォーキングにおいては、難しいスキルが必要なものではないので、有志で集まって、おしゃべりしながら楽しく歩く会を開催していくことも是非やっていただきたいですね。 保健センターや健康推進リーダーさんたちに頼ることなく、各人が自分の健康をつくる意識がもっと求められる時代です。

校條 諭さんの投稿
快晴の新宿御苑では早咲きの桜が満開 今月の「気ままにポール歩き(気まポ)」は、新宿御苑を気ままに歩きました。本数は少ないですが、いろんな種類の早咲きの桜が楽しめました。ヒヨドリとかメジロも間近で見られました。 今回参加してくれた田村芙美子さん(ポールウォーキングの代表的指導者)は新宿御苑は「公園と植物園を併せた贅沢な場」と表現、なるほどと納得しました。 御苑を出たあとは、新宿二丁目(!)にある太宗寺に寄って、ゲイバーなどの通りを経て、昼食会場のタイ料理店に向かいました。太宗寺には、閻魔様や奪衣婆の像ほか文化財がいろいろあります。 気まポは個人的なサークルで、1年前から毎月1回開催しています。なんと、今回まで12回、いちども雨天中止無しです。 ※写真撮影は私のほか、田村和史さん、田村芙美子さん、木村研一さんです。

堀 和夫さんの投稿
3月なのに寒い雪も舞う中、一宮市健康サポート協議会の皆さまと健康ポールウォーキング開催。 終わった身体も心もポカポカ 楽しく歩きました。🎵

佐藤 ヒロ子さんの投稿
【梅も柔らかに】 #シニアポールウォーキング #船橋ウォーキングソサイエティ   2024/3/11 渡邉東コーチ(ポールウォーキング協会のマスターコーチプロ)が初参加 歯切れの良い指導は気持ちが良いです。 今月の中央コーナー    #マットでステップエクササイズ 頭脳も身体もフル回転です。

遠藤 恵子さんの投稿
【ゲンキポールウォーキングln地島】 第20回地島椿祭りに乗っかてゲンキポールウォーキング開催しました!! ポールウォーキング開催は5回目になります。 寒暖差激しくお天気が気になりましたが晴れてくれました。 晴れましたが風は冷たくて寒いw 寒かったですw 今年の椿祭りは白浜港で開催。 椿ロードを往復2キロポールウォーキング!! 展望台から白浜港に戻る頃には イカ焼きやサザエのいい香りが漂い 椿油の炊き込みご飯、鱈のお味噌汁をいただくこのコースは最高!! 良き一日となりましたᥫᩣ ̖́- 来年も椿祭りに乗っかって開催できますように🙏🍀

佐藤 ヒロ子さんの投稿
【幸せの余韻】 2024/3/12 2019年から足かけ5年UR幸町へ通いました。本日「さいわいポールウォーキング」で最後の指導をしてお別れ会を開いて頂きました。 今迄、何と幸せな時間を過ごせた事か!  メンバーとUR支援アドバイザーのお陰です。ありがとうございます。 4月からは若い渡邉東コーチにバトンタッチします。 「UR自主サークル立ち上げの基盤づくりを」と当時の日本ポールウォーキング協会からの使命を受けたのが2019年。コロナ禍で何度も活動中断、それにもめげずにUR職員と協力しあって2021年6月にURで初めての自主サークル「さいわいポールウォーキング」が立ち上がりました。熱意ある支援アドバイザー、メンバーの中心には苦労をかつて出る良きリーダーがいた。そんな条件が揃ってでした。 2022年3月に「URコミュニティ形成支援協定」がURとNPWAで調印されました。一介のコーチに過ぎないけれど、仰せつかった責任を果たせた事に安堵がありました。 毎回やれる事をやる。悔いは残りません。関わって頂いた全ての皆様に心から感謝致します。  本当ありがとうございました。 佐藤は「しあわせ」です。

堀 和夫さんの投稿
河川環境楽園オアシスパーク ポールウォーキング&ノルディックウォーキング定期講習会 今日は足とウォーキングの関連をテーマにし、井上インクトラクターが足と脚のトレーニングを担当。 私は参加者の足裏を足測定器(アシソク2号機)で画像化しました。 ほとんど方が生まれて初めてご自分の足裏を見られました。 歩く為の足を知る事でこれからのウォーキングが変わると良いですね。

中村 理さんの投稿
佐久ポールウォーキング協会より まだまだ雪景色の佐久市/雪降りが続き真っ白な浅間山〜ww @@ 〜2024年度(令和6)〜イベントカレンダーがUP❗️ 本日より郵送DM作業に‼️今週末には届くかも❓ 2024もPW定例会とPW散策でPWに特化したウォーキングイベント企画しました。 DM届かない方で入用の方はご用意しますので連絡ください〜お待ちします^_^

佐藤 ヒロ子さんの投稿
【中央広場のど真ん中で】 2024 /3/14 カセットとマットを持ち込んで  #ステップエクササイズ   ラインを引いて     #バリエーションウォーク 中央広場でのびのびエクササイズ       ただ歩くだけではないよ 体幹を鍛えたり 公園だからできるね #船橋ウォーキングソサイエティ #体幹トレーニング #バランスウォーク #蟹歩き #おしあい歩き #ポールウォーキング #ノルディックウォーキング #千葉県立行田公園 #免疫力アップ #認知症予定

田村 芙美子さんの投稿
快晴温暖✨☀️✨ 雨天延期になった鎌倉ミステリーno.8ブラタモリの足跡を辿りながら奥鎌倉までポール&ノルディックウォーキング。東京都~横浜市~鎌倉市から老々男女が集まり、この歳になって23区の友達ができて嬉しい!また参加したい!等々の感想をいただき感動です。 次は・・・お花見鎌ポ? やぐら巡り? 朝比奈峠、祇園山ハイキングコースなどの希望もあります。

佐藤 ヒロ子さんの投稿
【モアイ像も喜んでいる?】 2024/3/16 土曜日コースは初めて モアイ像と並んで ステップエクササイズ 低めだけど丁度良い具合に できました。 基本ステップをクリア 左右交互 ニーアップ レッグ・カール 間違えてもニッコリ 堂々と ニッコリ 本日もとびっきりの笑顔で 締めくくりました #船橋ウォーキングソサイエティ #ノルディックウォーキング #ポールウォーキング #海老川ロード #ステップエクササイズ #認知症予防 #ロコモ対策

中村 理さんの投稿
〜佐久PW協会より〜 急な春到来日和のイベント下見に賛同し集まって歩いてくれた各コーチ、 依田MC pro pro取得直前の新地MC 世話好き姉御の岩波BCと4人で「アプトの道/旧信越線跡」をPWで下調べ〜ww 旧国道18号沿線〜めがね橋-碓氷湖-峠の湯温泉-丸山変電所跡-碓氷峠関所跡-終点/鉄道むら〜❗️ 締めのランチはやはり横川の「釜飯」‼️ 3コーチ❗️急な呼び掛けに賛同参加ありがとうございました😊

校條 諭さんの投稿
所沢でノルディックウォーキング
杉並ポール歩きの会(杉ポ)で講師としてお世話になっていた新里るりさん主宰の会に参加しました。西武池袋線の清瀬駅に集合、柳瀬川のいい雰囲気の淵をたどって、清瀬金山公園で一服、そのあとKADOKAWA武蔵野ミュージアムへ。わきあいあい、楽しい会でした。 ※写真は新里さんにいただいたものと私によるものです。

杉浦 伸郎さんの投稿
全国に中高齢者専用マンションを展開する企業の千葉県白井市の施設に早朝より赴きました。講演会場のカフェテリアに参集された居住者の皆さま、前向きに人生を設計されているとても魅力的なシニアの方々ばかりでした。介護予防運動といっても対象にマッチする様、こちらもしっかりした仕掛けが必要ですね。

佐藤 ヒロ子さんの投稿
【早々と花見】 2024/3/19  #船橋ウォーキングソサイエティ #美姿勢ウォーキング   #ステップエクササイズ♬ イベント広場ヘ移動し    皆一緒にステップエクササイズ   身体も頭も動かして     行田公園東側から西側に移動 辛うじて僅かに咲いた櫻の前で花見会 チーム対抗でジャンケンゲームで          エキサイト  部門リーダーの心意気で    毎年大盛り上がりです。      これが楽しいんです ♬ #行田公園イベント広場 #お花見 #健康効果アップウォーキング  #パワーウォーキング #筋トレとストレッチとウォーキング  #認知症予防ウォーキング #運動と栄養と社会参加を応援

堀 和夫さんの投稿
三重県松阪市でTwinPoluポールウォーキング講習会 昨年に続いて地域コミュニティで呼んで頂きました。 強風と小雨で室内での講義となりましたが皆さんにポールウォーキングの素晴らしさを伝える事ができたかな。 秋には2会場の予約を受けましたので楽しみです。 松坂牛焼肉を食べ様と思ってだがお昼の頃タイミングが合わず断念、サービスエリアで松坂牛カレー🍛にしました。結構いけるね👊

Naomi Sakaiさんの投稿
友達のアボカド🥑ファームのお手伝い 3度の越冬作業を経験して3年目の春を迎えた🥑幼木くん達🌱 思いの外、極寒の葉山ファーム。毎年学びがあって「今年こそは!」と幼木に巻いた防寒用巻物を外します🌱 失敗は成功のもと。 昨年よりは元気に育っていました😃また来年に繋げて、母の様な気持ちで🥑幼木クン達の成長を見守っていきます🌱🌱🌱 #葉山アボカドファーム

長岡智津子さんの投稿
台湾でポールウォーキング発展しています😊

スマイルチームさんの投稿
2024.3.22〜24 活動記録 ☺︎星が丘ポールウォーキング&エクササイズ  リハビリ中心のグループレッスン ☺︎上溝包括支援センター打合せ  来年度シニアサポート活動事業新体    制の準備 ☺︎スマイルチーム上溝活動事業の連絡  その他 ☺︎7月から〜の舞台のダンス練習 ☺︎箱根ツアーの延期連絡 ☺︎do and peaceフリマ

水間 孝之さんの投稿
第8回志木市いろはウォーキングフェスタ開催‼️ 630名の参加。スタッフの皆さんお疲れさまでした。昨年は桜満開、今年はツボミちょっと残念!

田村 芙美子さんの投稿
🐇逗子PW教室🐇 20数名のかたが参加。 今月初めこの付近に多数のウサギが放置され、30匹以上のウサギが見つかったという騒ぎがあったそうです。NHKニュースで取材があったとのこと。野生ではないので増えすぎて放棄したのでは💧・・と。 🐇🐇🐇🐇🐇

北陸ポールウオーキング倶楽部
【春のポールウォーキング体験会】 本日、いしかわこども交流センターから大桑町ぐるぐる公園を往復してきました。 毎年雨模様の日だったので今回は天候に恵まれてすぐに屋外にでて歩きました。 参加19名 うち小学生も参加!賑やかに歩きました。 ポール初体験の方も多く、興味ある方が増えて嬉しいです。 担当コーチ 澤田MCPRO 中嶋MCPRO 次回は4月14日日曜日 ポールウォーキング大会にもぜひ参加ください。

Naomi Sakaiさんの投稿
週末の2日間はBCセミナーとACセミナー BCセミナー3名の受講生は今回もとても優秀な方々。 京都からここ横浜まで受講にきてくださったら方もいて。。 そして長野からは新地コーチがインターン生として参加😊どうもありがとうございました♪ 本日のACセミナーは、先日BCセミナーを終え、続けてACセミナーを受講してくださり、明日がコーチ初指導だそうで密度の濃いセミナーでした。 頑張っていただきましょう🤗 みなさん、お疲れさまでした😊

中嶋  佳奈恵さんの投稿
ポールウォーキングの輪が広がる! ポールを持って歩きませんか?

森川 まことさんの投稿
日曜日、久しぶりのポールウォーキング。風が強く花粉もよく飛びましたが、今回は坂道を登り下り、約8000歩歩きました。 巷で、速歩がいいと言われていますが、ポールウォーキングを正しく行うと歩幅を広くさらに、速歩になる事を勉強しましたよ。 来月からは、お弁当持って外でランチを再開します。

佐藤 ヒロ子さんの投稿
【菜の花に埋もれて      2023年度活動終了】 2023/3/28  #船橋ウォーキングソサイエティ #2本のポールを使うウォーキング   #ポールdeエクササイズ      で締め括り  無事に2023年度も終えました     みんなの素敵な笑顔      ありがとう〜

田村 芙美子さんの投稿
明日は🌸開花宣言? お昼からPW教室で大きな声を出し思いっきり身体を動かしました。そして今日はポールの代わりに生タマゴ(air)🐣を両手のひらにのせてウォーキング練習。仕上げはひとりずつモデルウォーク。

新地 昌子さんの投稿
ポールウォーキングのコーチになって8年。思えば私の人生、ポールウォーキングのおかげで楽しいことがたくさん増えました。出会った人・出会った笑顔の数は数え切れません。 このたび、所属する日本ポールウォーキング協会のマスターコーチProとなりました。 まさか自分が、と不思議な気持ちですが、共通の生きがいを持つ仲間づくりをしながら、もっとたくさんの人や笑顔と出会いたいと思っています。 ポールウォーカーの皆様どうぞよろしくお願いします。 写真で8年を振り返ってみました😅

 

来月以降の開催
長岡智津子さんの投稿

中嶋  佳奈恵さんの投稿
さあ!春です! ポールを持って歩きませんか? 参加募集中です。 申し込み、お問い合せは エコ・チーム犀川 076-249-8564

新地 昌子さんの投稿
ぴんころウォーク開催が決まりました😊前回と同じく佐久市臼田地区が会場です。プルーンの産地で、前回も生食プルーンは甘くて爽やかで大人気でした。 さて、今年はどんなコースにどんな仕掛けが用意されるか楽しみです。

 

2.関連学術ニュース
2-1)1月1日施行された「認知症基本法」について
「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が2024年1月1日から施行されています。

**以下は、Copilotによる同法についての概説です**
「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」は、認知症に関する初の法律であり、2023年6月14日に参議院本会議で可決・成立しました(1)。この法律は、認知症の人が尊厳を保ち、希望を持って暮らし続けられる共生社会の実現を目指し、国や地方自治体が認知症に関する総合的な施策を計画的に取り組むことを定めています(2)。

以下に、認知症基本法の概要を示します:

目的:
・認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう、認知症施策を総合的かつ計画的に推進します。
・共生社会の実現を目指し、認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会を推進します。

基本理念:
・認知症施策は、認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう、以下の基本理念に基づいて行われます:
1)全ての認知症の人が基本的人権を享有する個人として、自らの意思によって日常生活及び社会生活を営むことができる。
2)国民が共生社会の実現を推進するために必要な認知症に関する正しい知識及び認知症の人に関する正しい理解を深めることができる。
3)認知症の人にとって日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるものを除去することにより、全ての認知症の人が社会の対等な構成員として、地域において安全にかつ安心して自立した日常生活を営むことができるとともに、自己に直接関係する事項に関して意見を表明する機会及び社会のあらゆる分野における活動に参画する機会の確保を通じてその個性と能力を十分に発揮することができる。

国・地方公共団体等の責務:
・国・地方公共団体は、基本理念に基づき、認知症施策を策定・実施する責務を有します。
・国民は、共生社会の実現を推進するために必要な認知症に関する正しい知識及び認知症の人に関する正しい理解を深め、共生社会の実現に寄与するよう努めます。

この法律に基づき、認知症の人々とその家族が希望を持って暮らせる社会を築くための施策が進められています(3)(4)。 <
詳細情報(1)nakamaaru.asahi.com、(2)mhlw.go.jp、(3)city.koriyama.lg.jp、(4)famitra.jp

関連情報
・「認知症基本法」施行について
共生社会の実現を推進するための認知症基本法 概要(pdf)
NHK2024/01/01「認知症基本法」1日施行 医療と社会両面で取り組み進むか注目
和田秀樹ユーチューブ「認知症基本法」を知っていますか?
・「認知症基本法」施行に伴う新たな施策策定
首相官邸HP、認知症と向き合う「幸齢社会」実現会議 (kantei.go.jp)
とりまとめ概要torimatome_gaiyou.pdf (kantei.go.jp)
とりまとめtorimatome.pdf (kantei.go.jp)
第4回(令和5年12月25日)議事録gijiroku.pdf (kantei.go.jp)
(株)ニッセイ基礎研究所、85歳以上1000万人時代!家族に頼れない“おひとりさま”をどう支えていけるか? 認知症をめぐる今後の動向は?
現在の認知症施策:厚労省HP、認知症施策

2-2)アルツハイマー病の新たな定義の提案と今後生じる重大な臨床的・倫理的・経済的問題
**以下は、岐阜大学医学部下畑先生の2024年2月23日のFB投稿です**
【アルツハイマー病を血液で診断する時代に入る】
リン酸化タウ(p-tau)はアルツハイマー病(AD)の血液バイオマーカーであり,p-tau217が最も有用であると考えられています.先月のJAMA Neurol誌に,血漿p-tau217を測定する市販の免疫アッセイ(ALZpath pTau217 Assay;https://alzpath.bio/)の有用性を検証した研究が報告されています.786名の参加者にアミロイドPET,タウPET,脳脊髄液バイオマーカー,そしてALZpath pTau217 Assayを行い,詳細は触れませんが,結論として,このアッセイにより脳脊髄液と同程度に血液で「生物学的AD(biological AD=臨床症状ではなく生物学的指標により診断するAD)」を正確に同定できること,かつp-tau217は発症前の前臨床段階を含め経時的に増加することを確認しています.
現在,抗アミロイドβ抗体レカネマブの適応を決める検査として,アミロイドPET検査と脳脊髄液検査が使用されていますが,高額であったり侵襲的であったりするため,近い将来,この血液検査に置き換わっていくものと推測されます.実際に米国ではその動きが始まっていますが,それはADの定義自体を抜本的に拡大しようとするものです.これがLos Angeles Times紙(https://tinyurl.com/2yn5s58a)に記事としてまとめられており,非常に分かりやすいのでご紹介します.

【アルツハイマー病の新たな定義の提案】
新しいADの定義(https://alz.org/…/Clinical-Criteria-for-Staging-and…)とは,記憶力に問題のない人であっても,血液でアミロイドβやタウが上昇していることが確認された人は,ステージ1のADと診断されるというものです.認知機能は正常でも,抑うつ,不安,無気力などが認められればステージ2,そして軽度認知障害(MCI)がステージ3,軽度,中等度,重度の認知症患者はそれぞれステージ4,5,6となります.
つまり「ADになるのに認知機能障害はもはや必要なく,血液検査が陽性であればよい」ということで,ADとは何かを再定義するものです.この認知症状のないAD患者という新しい病型を作るというアルツハイマー病協会(Alzheimer’s association)の計画は,10年以上前に具体化し始め,2011年と2018年に診断基準を更新する提案に盛り込まれ,この動きが昨年から本格化しました.これを提案する産業界と科学者からなるパネルメンバーは,「患者が早期に治療を受ければ受けるほど,より効果的である」と主張しています.ADの初期症状を持つ患者に対するレカネマブが使用可能になったことが,この動きに拍車をかけました.もしこの提案が認められれば,何百万もの正常な認知機能を持つアメリカ人が,血液検査を行うとADと診断されることになると新聞に書かれています.

【新たな定義に対するさまざまな批判】
科学と医学の進歩は人類に多大な恩恵をもたらしていますが,新たな技術や発見が登場するたびに,それに伴う倫理的な問題や懸念も浮上してきます(例:臨床試験と人体実験,遺伝子編集技術,人工知能と医療など).ADの再定義がなされると様々な問題が生じることが容易に予測されます.以下,列挙します.
1)検査で陽性となった人が必ずしもADを発症するわけではない.記事では検査陽性であっても,生涯に認知症を発症するリスクは23%という研究が紹介している.認知機能障害を発症しないかもしれない人々をステージ1と呼ぶことは適切ではないという批判がある.
2)認知機能に問題のない人が,アミロイドβやタウ値が異常であることを知ると,抑うつや不安,自殺願望に悩まされることがあることが,これまでの研究で示されていること.
3)検査結果が陽性であれば,雇用主や生命保険,障害保険,介護保険を提供する会社から差別を受ける可能性があること.例えば「もし検査で陽性となった人が飛行機パイロットであった場合,そのことを航空会社に報告しなければならないのだろうか?」という問題がすぐさま生じる.
4)認知機能障害のない人(ステージ1)に対して抗体薬が有効であるというエビデンスは今のところないにも関わらず,抗体薬を処方する医師が現れるようになるかもしれないこと.
5)20名からなるパネルのうち少なからぬ人が,製薬会社に雇用されていたり,利益を得ていたりと,COIの問題があること.またこの計画がアルツハイマー病協会に利益をもたらすこと(例;多くのアメリカ人がADと診断されれば,寄付をする人の数も増えること).
日本では,米国のレカネマブ適正使用ガイドラインで推奨されたApoE遺伝子検査をいまだにできない状態が続いています.ApoE遺伝子検査が導入されれば臨床的・倫理的・経済的問題が生じることから(https://tinyurl.com/2yc7sy3s),その議論を避けたのか,もしくは単純に考えが及ばなかったのは分かりませんが,その代償として患者さんにリスク・ベネフィットの情報を提供することができないまま処方するということが起きています.近い将来,簡単にできる血液検査に置き換わる可能性があるわけですが,同じことを繰り返してはならないと思います.上述の問題に対する議論を避け,無思慮に開始されることがないように,我々は注意深く見守っていく必要があります.

◆血漿p-tau217の論文
Ashton NJ, et al. Diagnostic Accuracy of a Plasma Phosphorylated Tau 217 Immunoassay for Alzheimer Disease Pathology. JAMA Neurol. 2024 Jan 22:e235319. (doi.org/10.1001/jamaneurol.2023.5319)
◆Los Angeles Times紙「Inside the plan to diagnose Alzheimer’s in people with no memory problems — and who stands to benefit」
https://www.latimes.com/…/inside-controversial-plan-to…

2-3)アミロイド時計 ―アルツハイマー病発症前のバイオマーカー変化の確定と社会への影響―
**以下は、岐阜大学医学部下畑先生の2024年2月28日のFB投稿です**
【米国からのアミロイド時計の報告】
アルツハイマー病(AD)におけるバイオマーカーの変化のタイミングを推定するために,アミロイドPETを基準にして「時計」をつくるというワシントン大学からの試みが,最新号のAnn Neurol誌に報告されています.アミロイドPET陽性コホートの118人(70.4±7.4歳;認知機能障害はうち16%)と陰性コホート(すべての検査でアミロイド負荷が低レベル,かつ検査時に認知機能障害なし)の277人を比較しています.結果として,バイオマーカーの変化は,脳脊髄液(CSF) Aβ42/Aβ40,血漿Aβ42/Aβ40,CSF pT217/T217,およびアミロイドPETでは,推定症状発現の15~19年前に異常が検出されました.つぎに血漿pT217/T217,CSF neurogranin(シナプス関連蛋白),CSF SNAP-25(シナプトソーム関連タンパク質),CSF sTREM2(神経炎症マーカー),血漿GFAP,血漿NfLでは推定症状発現の12~14年前に,CSF pT205/T205,CSF YKL-40(神経炎症マーカー),海馬体積,認知指標では推定症状発現の7~9年前に異常が検出されました(図1左).
また2月23日に血漿中pT217によるADのステージ1診断をご紹介しましたが,血漿AβとpT217はCSFデータとほぼ同等にAD病態を予測することも示されています(図2).
この論文を読み,ADにおける「アミロイドβ→タウ→神経変性」というカスケードの経時変化がよく理解できました(図1左).そしてこの論文の重要点は,カテゴリー的な病期(ステージ)分類ではなく,連続的な病期分類を提案している点です.つまりアミロイド時計に基づく上述の推定年数が,孤発性ADの「連続的な病期分類」となる可能性が示唆されるわけです.
Li Y, et al. Timing of Biomarker Changes in Sporadic Alzheimer’s Disease in Estimated Years from Symptom Onset. Ann Neurol. 2024 Feb 24.(doi.org/10.1002/ana.26891)

【中国からの報告】
そして中国からも同じタイミングで,孤発性ADで,臨床診断される前の20年間を検討した研究が報告されました.ADを発症した648人と,認知機能が正常であった648人を対象とし,両群におけるCSFバイオマーカー,認知機能検査,画像検査の経時的変化を検討しています.診断前に変化が生じる期間はAβ42で18年,Aβ42/Aβ40で14年,リン酸化タウ181で11年,総タウで10年,NfL鎖で9年,海馬体積で8年,認知機能低下で6年でした.認知機能障害が進行するにつれて,AD群のCSFバイオマーカー値の変化は最初,加速し,その後緩やかになることも示しています(図1右).
Jia J, et al. Biomarker Changes during 20 Years Preceding Alzheimer’s Disease. N Engl J Med. 2024 Feb 22;390(8):712-722.(doi.org/10.1056/NEJMoa2310168)

【2つの報告の比較とパーキンソン病の場合】
最初の論文の責任著者であるSuzanne E Schindler教授は,自身のTwitterで以下のようにコメントしています.「両論文は,バイオマーカーアッセイの違いや全く異なる分析アプローチにもかかわらず,バイオマーカー変化の時期について驚くほど類似した推定値を示している!異なる集団が異なるコホートと方法を用いて同じ答えを得るのを見るのは心強いものだ.このような結果の一致が,私の科学への愛情を一層深めてくれる!」まさに同感で,それが科学の真実であり面白いところだと思います.
髄液 Aβ42 : Jia 18 years; Li 15 years
髄液 Aβ42/40 : Jia 14 years; Li 19 years
髄液 p-tau181 : Jia 11 years; Li 13 years
髄液 t-tau : Jia 10 years; Li 14 years
髄液 NfL : Jia 9 years; Li 12 years
海馬体積 : Jia 8 years; Li 8 years
認知機能低下 : Jia 6 years; Li 7-8 years
このようにPET陽性患者はそれ以前に,さまざまなバイオマーカーの経時的変化が生じていることが証明されたと言えます.おそらく今後,同様の図が他の変性疾患でも示されることと思います.図3は最近,報告された論文のパーキンソン病のものです.今後,この図に複数のバイオマーカーが追加されるものと思います.
Simuni T, et al. A biological definition of neuronal α-synuclein disease: towards an integrated staging system for research. Lancet Neurol. 2024 Feb;23(2):178-190.(doi.org/10.1016/S1474-4422(23)00405-2.)

【今後の課題】
このようにADに関する研究は急速に進んでいますが,この知見をどのように臨床において役立てるのかは慎重な議論が必要だと思います.なぜなら社会への影響が大きいと考えられるためです.2月23日にご紹介したADステージ1を導入したときの様々な懸念が現実味を帯びてきます.
1)認知機能障害を発症しないかもしれない人々が含まれているのにADステージ1と呼んでよいか?
ワシントン大学の論文で,アミロイドPET陽性コホート118人のうち,CDRによる認知機能障害はわずか16%に過ぎなかったとの記載があります.検査で陽性となった人が必ずしもADを発症するわけではないのだと思います.「PET陽性コホート=AD患者では必ずしもないこと」は重要だと思います.
2)認知機能に問題のない人に,AD発症の10-20年前に将来リスクがあることを知らせることは許されるのか?
リスクを知ることで,抑うつや不安,自殺願望に悩まされることが知られています.強力な予防療法があればよいですが,現実のAβ抗体薬は効果が微妙,副作用リスクがあり,かつ極めて高額な状況です.
3)検査結果が陽性となれば,雇用主や生命保険,障害保険,介護保険を提供する会社から差別を受ける可能性があるのではないか?
4)認知機能障害のない人(ステージ1)に対して抗体薬が有効であるというエビデンスは今のところないにも関わらず,抗体薬を処方する医師が現れるようになるのではないか?
近い将来,ステージ1患者に対する臨床試験が行われる可能性が高いです.発症前ADを巡る問題は一部の研究者や製薬企業だけの問題では当然なく,幅広い人々が関わる国民的な議論が必要だと思います.

関連情報
下畑先生の「認知症の現在と未来」という講話が、VOOXにて2024年3月15日から配信されています。
**以下、下畑先生の2024年3月15日のFB投稿です**
「認知症の現在と未来」 VOOXにて本日配信開始!(2週間無料です)
VOOX(ブックス)という音声教養メディアがあります.1話10分の全6話で,ベストセラー本やビジネス書の著者が生の声で本一冊分の知識を届ける新しいオーディブックサービスです(山口周さん,為末大さん,福岡伸一さん,永田和宏さん等・・・).そのVOOXより,一般のひと向けに,認知症に関する話をしてほしいというご依頼をいただきました.他のオーディオブックと違い,本人が音声を録音する必要があり,緊張してうまく喋れるかなと心配しましたが,なんとか無事収録できました.
本編では「認知症とはそもそも何か?」「アルツハイマー病発見の歴史」「物忘れ外来での認知症か否かの見分け方」「癌よりも脳神経が注目を浴びる時代」「認知症の種類」「認知症の12の危険因子と予防」「アミロイドβが起こすこと」「認知症に対する薬物治療」「レカネマブのメリット・デメリット」「COVID-19と認知症」「認知症の方の周囲はどう接するべきか」などを話しました.以下,6回分の講演タイトルになります.月々1000円のサービスですが,本日の公開(3月15日)から2週間以内は無料でご利用いただけます.よろしければお聴きください.
サービスはこちらから(https://www.voox.me/speaker/takayoshi-shimohata)
Audible(https://www.audible.co.jp/podcast/B0C83S54PK)
プレスリリース(https://tinyurl.com/2b4hqdp8)
『認知症の現在と未来』全6話60分
第1話. 認知症とはなにか
第2話. アルツハイマー型認知症とはなにか
第3話. 新薬レカネマブについて
第4話. 認知症に対してできる予防
第5話. 認知症の新たな危険因子
第6話. 認知症とつきあうには

アルツハイマー病脳の血管で生じている変化を初めて見て驚く!
**下畑先生の2024年3月18日のFB投稿です**
アルツハイマー病(AD)に合併する脳アミロイド血管症(CAA)は,脳血管にアミロイドβ(Aβ)が沈着して生じます.CAAはしばしば脳出血を伴いますが,出血する機序は必ずしも明らかではありません.その理由はこれまで標本という二次元データで検討するしかなかったため,脳血管の変化と出血の位置関係を明らかにするには限界があったためです.米国バンダービルド大学からの報告は,立体構造を保ちつつ透明化技術を使用して,3次元顕微鏡で脳血管を観察したものです.3つほど動画を示しますが,かなり衝撃的です.
対象は軽症・中等症CAA 7名,重症CAA 11名,そして疾患対照8名で,採取した死後脳組織を検討しました.三次元光シート顕微鏡用を用いて,光学的に透明化したヒト脳を,Aβ,血管平滑筋,lysyl oxidase,血管マーカーにて染色しました.
動画1:血管内皮細胞の糖鎖に結合するレクチンを用いて血管を可視化したもので,順に対照1名,CAA 2名のものですが,CAAの血管はまったく別物で,脳内の健康な血管網が著しく破壊され・消失し(!),細動脈は拡張・狭窄し,著しく歪んでいる!
動画2:血管内皮がcollagen IV(緑),血管平滑筋(赤),Aβ(青).血管平滑筋がAβの沈着で,置換され喪失している.このため血管径が増大する.
動画3:血管内皮がcollagen IV(緑),Aβ(青).さらに血管の変性が進み,Aβリングは壊れ「破片」となる.
細動脈の血管平滑筋の体積は,重症CAAの細動脈では約80%,軽症・中等症CAAでは約60%減少していました.血管平滑筋の減少は,細動脈の直径の増大とばらつきと相関していました.さらにAβ沈着と強い相関がありました.微量出血を認める部位ではAβは一貫して存在していましたが,典型的なリング状(double barrel appearance)から「破片」へと変化していました.またCAAの動脈壁は,CAAのない動脈壁と比較して約4倍硬いことが分かりました.最後に,血管平滑筋の欠損とlysyl oxidaseの関連する血管変性に強い相関を認めました.lysyl oxidaseはLys残基を酸化し,反応性の高いアルデヒド基に置換して,細胞外マトリックスが架橋します.これがおそらく線維化を招き,血管を固い「土管状」のものにするようです.
以上より,CAAの脳血管では血管の硬化,狭窄と血管腔拡張・動脈瘤化,Aβリングの崩壊と破片の拡散,破裂が生じていました.その機序として,Aβによる血管平滑筋の喪失,lysyl oxidaseによる細胞外マトリックスの架橋が影響しているものと考えられ,Aβ沈着と血管脆弱性の関連が明らかになりました.著者らは細胞外マトリックスの架橋を標的とした治療が,新しい治療戦略につながると指摘しています.個人的に思ったことの1番めは,ADでは想像以上に,血管性認知症の要素があるかもしれないということです.2番目はこのような状態の血管にAβ抗体(レカネマブ・ドナネマブ)を使用して病理学的に何が生ずるか非常に気になるということです.しかし2番目の問いは,実臨床でレカネマブの使用例が増えてくると答えが出るものと思われます.
Ventura-Antunes L, et al. Arteriolar degeneration and stiffness in cerebral amyloid angiopathy are linked to β-amyloid deposition and lysyl oxidase. bioRxiv 2024.03.08.583563(doi.org/10.1101/2024.03.08.583563)

下畑先生の認知症・アルツハイマー病に関するFB投稿を、以下の月次ニュースで取り上げています。「 」内は、投稿の表題です。
2023年07月:「『レカネマブ』とはどんな薬?」
2023年08月:「TRIM11~ついに発見されたアルツハイマー病等の病因蛋白タウの凝集を抑制するタンパク質」
2023年12月:「Long COVID患者では認知機能障害が顕著である。」
2024年01月:「認知症の診断を伝えるための7つの新しい最善の方法(Best practice)」、「COVID-19感染後認知症は20歳の加齢に相当し,感染から1年経過しても脳損傷が持続する!」
2024年02月:「65歳未満の若年発症認知症発症に関わる15の要因」

(作成者)峯岸 瑛(みねぎし あきら)